日本でのお盆の習わしについて。

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こんにちは、丸巧(まるこう)の小池です。本日は昨日の話の続きです。

お盆の風習は日本の古くからの風習です。聞いておいても損はないと思います。

お盆とは昨日話した通り、先祖の霊があの世から帰ってきて家族と楽しいひと時

を過ごして帰っていくという古来の信仰に基づく行事です。

なかには、僧侶を呼びお経を上げていただくこともあると思います。

僧侶には「御布施」と「お車代」を包むと思いますが、ではだいたいいくらなの?

と思うことが多いと思います。気持ちですので・・・ともよく言われますが、目安は、

「御布施」は東京では新盆で2万円、それ以外は1万円くらいが多いようです。

お車代はその別に、距離にもよりますが5千円とか1万円くらいのようです。

お墓参りの作法は、一族の代表が花や供物を墓前に供えて、それから血縁の

濃い順に合掌礼拝し線香や水を手向けます。

新盆とは、故人の四十九日後初めて迎えるお盆を新盆と呼ばれるそうで、たとえば

7月の10日に亡くなったとしますと、8月の盆時期はまだ四十九日が明けていない為

今年は新盆ではなく、翌年が新盆となるそうです。

また、話は戻りますが、昨日のコラムの中で、盆棚という言葉が出てきましたが、それは

盆棚=精霊棚といい、お盆期間中仏壇より位牌を移してお供えをする棚のことで、

昔からの古い風習だそうです。私はいままで、あまり細かく見たことがなく、初めて知り

ました。

1、台の上に真菰(まこも)で編んだゴザを敷いて作るそうです。

2、棚の奥中央に先祖たちの位牌を安置します。

3、四隅に青竹を立てまして、上部に縄を張って結界とします。

4、縄には、ホウズキ、アワ、キキョウ、山ゆり、盆花(みそはぎ)などを吊るします

5、位牌の前に、ローソクを立てて、香炉、花立て、お供え物などを置きます。

  位牌の前には、なすやきゅうりで作った牛や馬を供えます。

あ、私はここで、見たことある・・・と思った一人です。なすに割箸を指して立たしたり

した、のもをうる覚えで思い出しました。

これは、先祖の霊が「きゅうりの馬」に乗って一刻も早くこの世に帰ってきて、

「なすの牛」に乗ってあの世に帰るときは、ゆっくり戻るようにとの願いが込め

られている風習だそうです。 なるほど、なるほど・・・・。

これを図にしたものを見て私は、家を建てる前に土地を鎮める「地鎮祭」を

思い出しました。四隅に竹を立て結界を貼り、お供え物をして僧侶が弔う、

とても似ていますね。日本の古くからの風習。

さて、迎え火と送り火の話を少しします。

まず迎え火の近代の変形(代わりになるもの)が盆提灯とのことです。

送り火として有名なのが、京都の夏の夜を美しく彩る「大文字焼き」

みなさまも聞いたり見たりしたことがあると思います。これは、まさに

8月16日に京都府京都市の大文字山(如意岳)

で行われる「送り火」の名残だそうです。

またもう一つ、さだまさしさんの歌でも有名な精霊流し、これは元々、上記で説明した

盆棚の飾り物や供物を明かりをつけて盆舟にのせて川や海に流したものだそうです。

またもう一つうんちくを!夏祭りのイベントなどで打ち上げる「打ち上げ花火」は元来

精霊送りの「送り火」の行事であった、という説があるそうです。

どうですか?少しは「へーー」と思っていただけましたか?

日本の古くからの風習、悪しき風習は残すことはありませんが、古き良きものは、

忘れずに受け継いでいきたいものだなと、深く感じ入りました。

 

 

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