日本の住宅産業のあり方

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こんにちは、丸巧(まるこう)の小池です。今日のぶらり旅は

日本の住宅産業の現状とこれから目指すべき道を、私なりに考えて見ました。

今現在、日本における一般住宅の建て替えのめどをみなさんは、どうお考えですか?

大体の方にご質問しますと、25年~30年くらいとご回答されます。

そう、そのとおりです。国土交通省の調べで滅失住宅の平均築後年数は30年とのこと、

では、世界に目を向けてみるとどうでしょうか?

アメリカは平均が55年、イギリスは平均がなんと77年だそうです。

このイギリスは、今現在、1950年以降(築後60年以上)建設された住宅が、国全体の

住宅のうちの4割を超えているそうです。すごいことですね!

一軒の家を大切に住み続けることは、木材や建築資材をはじめ、環境を大切にすること

にもつながっていきます。これだけ50年60年と価値を保持出来る家であれば、日々の

暮し方も、よりいっそう住まいを大切にし、メンティナンスを常に心がける生活になるので

しょう。(あるコンサルタントの受け売りでもあります。すみません。)

いままでは、悪く言うと「建てては壊す」が繰り返されてきたのが日本の住宅事情です。

しかし、木造住宅の営業は「檜で建てた家は、その構造躯体は100年でも持ちます」的な

話をします。(私も展示場メーカーの時に、そう話していました。)

では、なぜ、平均寿命が30年なのでしょうか?

確かに水廻りの製品が古くなり持たない、ということや、日本の高温多湿の風土的なものも

あるとは思います。

しかし、やはり最大の理由は「しっかりとしたこまめなメンティナンス」がなされていないから

ではないでしょうか?(若輩者の私が、偉そうな意見を話しして申し訳御座いません)

以前住宅の講演会で「ケントギルバート」さんがこう話していました。

「アメリカでは品質がよければ中古住宅でも高く売れる。ただし、家の手入れをしないと

価値が下がるので、よくペンキを塗る光景を見かけるのはこのためです。加えて、

街並みや景観も大切で、一軒でも庭の芝生が伸び放題の家があると、その街全体の

住宅価値が下がるため、隣人から注意される。だから、自分自体も休日には芝刈り

に精をだしている。」と話されていました。とても印象的な話ですね。

日本でも今、「衣・食・住」で見てみると、「衣」では自然素材が好まれ、古着がビンテージ

と称され見直されてきています。「食」では、少し高くともオーガニックや自然素材が多く

取り上げられています。「住」に関しても、リノベーションや古民家再生などの再生が

テーマになってきています。

大切な住宅を、こまめなメンティナンスをしていくことで、近い将来日本の住宅の

平均寿命もアメリカ並みの50~60年に伸びると良いなと思う今日このごろです。

いかがですか?外壁塗装、屋根塗装などでご自宅のメンティナンスを!

 

 

末永き良き住宅のアドバイザーとして、どうぞ丸巧をパートナーに!

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地域密着型店舗です。

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