創業は遠藤塗装

今日は丸巧設立前の遠藤塗装時代についてご紹介します。

遠藤塗装の始まりは、実家の物置小屋と脚立とブルシートで作った物置と当時乗っていた

エスティマから始まりました。

今おもえば、家に物置があり、実家があったことにすごく感謝しています。

その当時は、パソコンなどは全然使えない、完璧なアナログ人間でした。

使えると言えば、やっとＦＡＸが使えるような状態でした。

もちろん独立当時ですので、仕事もなく、仕事と言えば、修業時代にお世話になっていた

会社などで応援に行くのが唯一の仕事でした。

塗装会社の親方や色々な方に助けてもらい、やっとご飯を食べれる状態をギリギリ維持し

ていました。

それでも諦めず、毎日さきの夢、目標をしっかり持っていました。

自分で塗装工事を請け負いたくて、仕方ありませんでした。

そういった思いを毎日考え日々過ごすうちに思いました。

人がいなければ、この先、仕事を貰えても

一人では請負うことが出来ない！人を入れる事を決断しました。

運よく、昔の会社の教え子でもあった職人に紹介してもらう事が出来ました。

はじめて自分の会社に人が入る喜びは今でも忘れられません。

夢のようでした。

記念すべき遠藤塗装一人目、一番弟子の誕生の瞬間です！

本当なら喜んでばかりいられる状態ではありませんでした

借金も増え普通には返せない金額にも膨らんでいました。

先行投資、先行投資と自分に言い聞かせ、絶対に塗装業で請負会社になり

いつかは、番頭会社にするんだという信念がありました。

当時は、もちろん貯蓄もないし、仕事もない、お得意さんもいません、無謀ともいえる事

だと思いますが、根拠のない自信に満ち溢れていたことを覚えています。

絶対にこの子をいっぱしの職人にさせる！一緒に夢に向かって歩くんだ！

なんと、その一人目の弟子は今、施工部隊の最高責任者、親方の大浦です。

大浦とは現在の丸巧の名前を考える時にも一緒にいた

唯一の人間でもあります・・・

話は戻りますが、徐々にタウンページなどを見て、各企業に熱い気持ちを汚い字で一生懸

命かいてＦＡＸで何十社も送り、はじめて営業もしました。

その中で唯一１社から、お電話いただき、お仕事を頂けることが出来ました。

その企業様とは、今もいい関係で、お付き合いさせて頂いております。

そういった、やったこともない事をするうちに、色々な人と知り合い、紹介して頂いたり

して、１年で３０社以上のお得意さんからご用命頂くようになりました。

また、その頃の職人は、私を合わせ６人にも増えていました。

出入りが激しい職人世界ですが

以前働いていた時の仲間や知り合いが、私の独立を聞き集まってきてくれたのです。

その時は本当に、私は人に恵まれているのだと実感しました。

そんなメンバーも巣立ったり、いなくなったりでしましたが

現在でも２人も丸巧で頑張っています。

当時の６人中、私あわせて３人の人間が今も尚、同じ気持ちで道を切り開いています。

一人は八幡です、今では施工部管理部をまとめる、施工管理部長になり、昔と変わらず

現場にも出て、見積もりや、管理もしっかりこなして助けてくれます。

また一番弟子の大浦も施工部の親方となり、日々、職人をまとめ、マネージメントし

職人教育もしっかりしてくれます。

丸巧の土俵を作った人間が近くにいてくれる喜びを思い出しながらの

昔を懐かしむコラムでした。

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