丸巧スタッフ紹介パート３

おはようございます、今日は天気がはっきりしない曇り空で、各現場の段取りも大変です。

弊社では施工管理部という部があり、八幡部長と大浦課長、山岸課長に毎日の段取りを任せております。

弊社には舎人に支店の倉庫があり、そこの支店を任せているのも八幡です

今日は私の右腕の八幡について少しだけご紹介します。

八幡は、私が独立した後に私が勤めていたところに偶然、入れ替わりで入った職人でした

当時の私は仕事がなく、その会社で独立後も面倒をみてもらいながら、各現場を任せてもっらっていました・・

お正月休みも終わり、記念すべき、独立１日目の仕事始め、東京ビックサイトで塗装工事をしている時に八幡と初めて会いました。

一番最初の出会いは、ＳＤを塗っているときにネタ（塗料）を分けてと言われ、私の前でネタをマツッタのを覚えています。　(マツッタ・・・こぼす)

一生懸命養生の上を恥ずかしそうに拭いていたのを覚えています。

その当時の八幡は、まだまだ世間知らずの、モラルもまだ教えてもらっていないような職人で

非常に生意気で、私は差ほど目をかけてはいませんでした。

ところがある時をきっかけに、私も考え方が変わりました。

その会社の勘定日会で八幡が親方に色々な悩みを話していました、そこにいた親方、仲間は皆で、そんなに悩むな悩んでもしょうがないと言っていました。

しかし、私は悩みこそ壁であり、己の成長に最も必要と考えていました。

その壁を壊そう努力している八幡に言いました。

「お前の悩みはそんなものか、もっと悩め悩んで悩んで悩みきれ！」

その当時はすでに外注である私は親方に怒られましたが・・・(笑)

そんな仕事で一途で悩んでいる八幡をほっておけなくなりました。

現場で一緒になる事が増え、高級住宅の内部がすべて塗装仕上げの現場があり、そこで一喝

「お前はボンドコークのさし方もしらねーのか！」

八幡はびっくりしていましたが、意味を教えているうちに、目に輝きが出し、ドンドン仕事を吸収しようと前向きになってくれました。

その現場のあとに夜勤工事があり、厨房の防人工事に行くときにも八幡を連れて行き、リシンガンで石を巻いているのを見ていた、八幡はこんな工事も出来るのか、こんなやり方もあるのかと感心していましたね。

調子に乗って色々教えて、壁のパテの無駄のないつけ方や手順も教えましたが、ポタポタとパテを落として悔しがっていました、懐かしいですね・・・

そんな色々な事がありましたが、私もその会社から当時見習いの大浦と巣立ち、色々な企業様からご用命いただけるようになり、船橋で一般住宅の内部全面塗装工事と集合アパートを６０棟物販店舗数件を請け負っていました。

そんな時です八幡から・・・・

その会社を辞めると相談されました、不慮の事故で３か月近く休み、出社したいといっても、出してもらえず、しまいには塗装と関係ない雑工事ばかりさせられるようになったと聞きました。

私は前の会社にも恩義があるから、私の会社に入る事は大きくは言えませんでした・・

しかし、八幡の性格を理解して育てられるのは私しかいないとも思っていました。

そして数日が過ぎ、八幡は仕事をやめ裸の状態になりました・・・

ある時に私の兄弟弟子と八幡、大浦で話すことがあり、兄弟弟子が八幡に一緒に組んで仕事をやろうといいました、八幡は言いました、

「・・・・俺は遠藤さんと一緒にやっていく・・・・」・・色んな柵がある、でもその言葉で十分でした

俺は選んでもらった断る理由はもうない、後ろを向かない覚悟を決めました。

それからと言うもの雨の日も風の日も夜も・・・ずーっと同じ窯の飯を食べながら、やめていく人もいる中、私を支えてくれる大きな存在になりましたね、時には罵声を浴びせることもありましたが、一職人から見積もり、企業様との打ち合わせ、工程管理、業務の作業まで出来るようになり

残すところ、スタッフのマネージメントの強化という大きな課題までたどりつきました。

八幡は少し真面目すぎるとこもあり、誤解をうけることもありますが実は、感受性豊かな心ある男なんです、一途になると廻りを見れなくこともありますが一つ一つを確実にこなしていこうと強い信念を持っているので、各企業様からは信用信頼されっる頼もしい存在です。

また影響を受けやすい性格でもありますが、一度も反目な意見をどこからも聞いたことがなく、愛社精神が最も強い人間でもあり、ハングリー精神を持ちつずけている人間でもあります。

一塗装会社から建物のトータルマネージメント出来る会社にすることが出来たのも八幡と言う人間が信じてくれたおかげです。

本当に有難う。