皆さんは「読書」はされますか?
- 2014.01.25
- 外壁塗装コラム
こんにちは、丸巧の小池です。早いもので新年も、もう1カ月が経とうとしています。
皆さんは、新しい年!良いスタートを切れましたか?
さてさて、表題に書いた「皆さんは読書はされますか?」・・・・。
近年、インターネットやTVやDVDなど動画にての視覚による情報の収集が多くなっていて
漫画は除いて、活字による「読書」というものが減ってきているように感じています。
動画による感動ももちろん素敵ですが、見る感覚としては演じ手の演技力や、脚本家の
書く、一般的なしゃべり手が話す言語が感覚的に伝わるだけで、万人に同じように伝わり
ます。
本を読書する感覚は少し違います。その書き手による独特な文章表現が、動画として
見れないのでなおさら、書き手書き手の表現により素晴らしく違います。
たとえば、事故に合って緊急入院した恋人を大急ぎで見舞いに到着し、病室のドアを
開けたシーンなんかも、ドラマや映画だとドアが開き無言で俳優がそれなりの演技を
しますが、小説だとドアに近づくまでの葛藤や音の表現、ドアを開けた瞬間の人物の
微妙な描写、またベットに寝ている恋人の様子など、書き手書き手で全然違ってきます
本を、文章を読むことによって、独自の感性が!個性的な感性が!豊かな想像力が!
研ぎ澄まされるように感じます。
皆さん、「読書」しましょう!
丸巧も今、社長を中心に「文庫本」ブームなんです。
さて、今号から「私の好きな作家」を何回か書かせて頂こうと思います。
まず第一回目の今日は、最も好きな作家「五木寛之」さんです。
1932年9月30日福岡県で教員の松延さんの長男として生まれ、現在81才です
本名:松延寛之 ペンネーム:五木寛之 作詞家名:立原岬
1965年に結婚された現夫人の親類に五木家があり、後継ぎがなかったからか、
五木性を名乗ったとの説があります。
代表作は
「さらばモスクワ愚連隊」
「蒼ざめた馬を見よ」
「青春の門」 7部作
「海橋物語」
「戒厳令の夜」
「四季・奈津子」
「ワルシャワの燕たち」
などなど多数で
受賞歴は
直木賞 吉川文学賞 菊池寛賞 NHK放送文化大賞 などです。
私が一番好きな作品は 「青春の門」です。人間が人間を描く人間臭い描写が
素晴らしく、読むごとに引き込まれたことを、数十年前に読んだのですが、今も
思いだします。
また、「海橋物語」 古くはドラマにもなりましたね!覚えている人は少ないと思います(笑)
冠二朗が歌った「旅の終わりに」という主題歌!良い曲・良い詩でしたよ。作詞=立原岬
この小説の主人公、音楽プロディューサーの「高円寺竜三」すごく魅力的な主人公でした。
五木先生のもう一つの一面として「エッセイスト」があります。
「風邪にふかれて」「大河の一滴」
かるく・そして優しく、五木ワールドに引き込まれます。
どうぞ皆さんも一読してみて下さい。
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